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●くも膜下出血とは、 脳と、脳の外側の膜との間で出血します。 くも膜下出血とは脳卒中の病気の一つであり、一言でいうならば 脳動脈瘤の破裂という脳の病気です。 くも膜下出血は脳血管障害の 一つといわれ、中年から老人までの間でおきやすい症状です。 くも膜下出血の後遺症にいたっても手の振るえや言語障害等と 脳の病気のうちほとんどが後遺症が残って今います。 このくも膜下出血も脳の病気の中でかなりの致死率を誇っており、 もし発病してしまった場合、ただちに医者に見てもらわないと 死にいたってしまいます。 これらは脳内出血や脳梗塞に比べるといくぶん発症率は少ないの ですが、一人でいきなりくも膜下出血の症状が出た場合、 激しい痛みのため自分では動く事ができず、死に至らしめてしまう 症状があります。さらに併せて脳梗塞や一過性の血液の発作という 他の脳の病気も併発する恐れがあるので、注意が必要です。 くも膜下出血の頭痛とはどの位なのでしょうか。とんかちで頭を 殴られた位はげしい頭痛らしいです。それも突然起きてしまうため 前兆を感じる暇があまりないとか。 そもそも動脈にできた動脈瘤が破裂してしまう程の原因はどこに あるのでしょうか。 調べてみると、くも膜下出血の原因は約85%が脳動脈瘤の破裂。 5%が脳の動静脈による奇形、他は原因不明だそうです。つまり 血液のコブ・動脈瘤の破裂がほとんどのくも膜下出血の原因になります。 ■原因■ 脳は三層の膜?内側から順に軟膜・くも膜・硬膜?におおわれていますが、この軟膜とくも膜の間で出血するのがくも膜下出血です。 出血の原因はやはり高血圧が多いといえますが、動脈瘤の破裂もよく見られる原因です。さらに脳動脈の奇形を持っている場合は若くても発症する危険があります。 ■症状■ くも膜下出血の発作は、「前触れなく突然襲ってくる、固いもので殴られたような激しい頭痛」 と良く表現されますが、弱い頭痛の場合もあります。 脳の外で起こる出血なので脳内出血のような意識障害・麻痺がないことも少なくありませんが、やはり吐き気・嘔吐の症状があります。 重度の場合は意識の混濁がおこり昏睡します。昏睡が長く続くと危険な状態です。 ■治療■ 再出血の危険もありその度に悪化していくことが多いので、早い時期の外科的処置(手術) が望まれるところです。 |
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病気原因別 健康マニュアル
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