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●症状 腎臓(尿蛋白) 腎臓は血液を濾過し、老廃物を尿として排泄する働きのほか、血圧調整やビタミンDの活性化、造血の促進など様々な働きをしている。 腎臓に炎症や動脈硬化などが起こると腎臓の機能が弱まり、排尿異常やむくみ、タンパク尿、血尿などの症状が現れる。 また、身体に必要な栄養分が排泄されてしまうため、疲れや倦怠感を伴うことが多い。 腎炎(糸球体腎炎):濾過器である糸球体が細菌に感染し、炎症を起したもので、急性腎炎と慢性腎炎があり、血尿、タンパク尿、高血圧 などの症状が認められる。溶連菌などの感染によって起こる急性腎炎は、小児に多く見られる。慢性腎炎は急性から移行するものと、急に発症するものがあり、症状の進行により 腎不全へ移行する場合もある。 ネフローゼ症候群:腎炎により糸球体の濾過機能が低下し、多量のタンパク尿と低タンパク血漿を認める病気。タンパク質が尿に多量に 流出するため、血液中のタンパク質が不足して強いむくみが起こる。慢性腎炎、糖尿病性腎症、膠原病、痛風などから派生する場合が多い。 腎盂炎:尿道から、尿を膀胱へ送る腎盂が細菌に感染して炎症が起こったもの。女性に多く、全身倦怠感や発熱、尿の濁り、頻尿などの症状が現れる。 腎硬化症:血圧の高い状態が長く続いて腎臓の細動脈硬化が進み、尿を濃縮する機能が低下する病気で、高齢者に多い。 尿の正常な排泄が損なわれるため、夜中に度々トイレに起きる。症状の進行により血尿やタンパク尿がでるようになる。 ■対策 食生活や生活習慣の改善により、治癒することが可能である。 | ||
●症状 肝機能(GOT・GTP) 肝機能を診断する検査の中で、代表的なものがGOT(グルタミン酸オキサル酢酸トランスアミナーゼ)およびGPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)の値である。 GOT,GPTは肝臓の中に含まれる酵素で、肝臓の細胞が破壊されると血液中に放出されるため、GOT、GPTが異常高値を示す場合は肝臓になんらかの障害があると考えられる。 1.肝炎:肝臓病の中で最も多く、A型、B型、C型などのタイプがある。急性肝炎と慢性肝炎とがあり、慢性肝炎に進むのはほとんどB型の一部とC型。 急性肝炎の初期症状は、全身倦怠感、食欲不振、吐き気、発熱、腹痛、下痢、便秘など風邪や急性胃腸炎の症状と似ている。A型は症状が急激に現れ、高熱を伴う。 発熱後2~3日で黄疸がでることもある。B型やC型は症状が比較的軽いが、気がつかないまま、慢性肝炎へ移行し、肝硬変や肝臓ガンに進む恐れがある。 多くはウイルスによって感染するが、アルコールの摂り過ぎによるアルコール性肝炎もある。 2.肝硬変:肝細胞が繊維化し、固くなったもの。慢性肝炎が悪化したものと、アルコールの摂り過ぎによるものがある。 むくみ、倦怠感、吐き気、食欲不振などの症状がでる。 3.脂肪肝:動物性脂肪、アルコールの摂り過ぎが原因で、肝臓に脂肪がたまった状態のもの。皮膚が黒ずみ、倦怠感がある。 ■対策 動物性タンパク質、油脂類、アルコールを避ける。食生活、生活様式の改善を行い、肝臓の回復をはかる。 健康診断が気になるあなたに。検査の前に食事コントロール。メタボ対策なら実績あるミールタイムが賢い選択。 |
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・腎臓(尿蛋白) ●腎不全、心臓疾患、尿毒症、腎性骨異栄養症、副甲状腺機能亢進症、視力障害など。 ・肝機能(GOT・GTP) ●症状が進行すると肝臓ガン、高アンモニア血症、肝性昏睡などの恐れがある。 |
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■食べるべきもの 1.水分代謝を高め、老廃物を排除するもの。 2.酵素・核酸を多く含むもの。 ●昆布、ひじき、わかめ、あらめ、もずく・・・酵素・核酸を含む ●大根葉、人参葉、よもぎ、ニラ、明日葉・・・老廃物排出促進・ビタミン、ミネラル豊富 ■食べてはいけないもの 1.食品添加物・農薬・界面活性剤等、化学物質が含まれるもの。 2.老廃物を多く産生するもの。 3.分解・排泄に負担がかかるもの。 4.体を冷やすもの。 ●一般加工食品・・・化学添加物使用のものすべて ●清涼飲料・・・添加物入り加工飲料すべて ●粗悪アルコール飲料 ●動物食品・油脂類・陰性食品 |
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●シリン・・・水分代謝を高め、腎機能を強化 ●サポニン・・・利尿作用、腎機能強化 ●カリウム・・・水分代謝を高め、老廃物を排泄する ●ミネラル・・・ミネラルバランスを整えることで代謝を高める ●クルクミン・・・肝機能を回復させ、解毒作用を高める ●シリマリン・・・解毒作用により、肝臓機能を亢進させる ●ジンゼノサイド・・・血液を浄化し、肝臓内の血流を促進する 腎臓病対策本 |
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病気原因別 健康マニュアル
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