●排尿障害●

●症状 症状：尿の排泄をつかさどる神経系が何かの原因で障害されると､頻尿や尿失禁などが起こり､細菌が尿路に感染すると膀胱炎や尿道炎、 女性では尿路感染症を起こす。 ・腎孟腎炎：腎実質などに大腸菌などが感染したむので､頻尿､排泄痛で始まり､悪寒､震え､高熱を発する。 対策：高熱を発した時は､緊急入院｡安静と水分を補給し､栄養の補給が大事。 ・膀胱炎：細菌感染によって膀胱に炎症をおこしたもの20代の女性に多い｡排泄痛､頻尿､尿が濁る。 対策：水分を多く摂り､尿量を増やし､膀胱内の細菌を洗い流す｡安静も有効。 ・尿道炎：性行為で尿道が感染したもの｡排尿の時に尿道に激しい痛みを感じる｡尿道□より黄色の膿の排出が見られる。 対策：原因菌を見つけ､抗菌薬を投与｡免疫力を高める茸系食品も効果的。 ・尿路結石：腎臓や尿管などにカルシウム結石ができたもの｡背中やわき腹に激痛が走り､血尿が出る場合もある。 対策：シュウ酸を多く含むほうれん草､カルシウムの多い乳製品､プUンを含む肉類の摂り過ぎに注意｡原因不明だが､代謝異常が有力。 ・尿失禁：中高年の女性に多く見られ､自分の意思と関係なく､咳､くしゃみ､重いものをもった時に漏れる。 対策：排尿を意識的に中断するトレーニングや､肛門や臆を締めたり､緩めたりする運動療法が効果的。

・単純性の腎孟腎炎では､一週間以内で治まるが原因となる疾患がある場合､尿路閉塞とか､膀胱尿管逆流などがあると再発を繰り返す。 腎障害となったり､腎不全になる場合もある。

■食べるべきもの １.血液とリンパの循環を円滑にする(特に下半身) ２.弛緩した組織を収斂させる ３.ミネラルバランスを整える 腎臓･膀胱の機能を高めるもの‥･ヤンノー､ブラウンマッシュルーム､蓮の実､蓮根､黒胡麻､自然芋､黒豆､ごほう､ぎんなん 血液循環を促進するもの‥･葛､味噌(赤)､醤油､梅干､ニラ､玉ねぎ､にんにく､梅醤タンポポ茶 水分代謝を活発にするもの‥･皮つきハトムギ､山芋､かばちゃの種､小豆､黒豆､三年番茶､緑茶､紅茶 細胞を引き締めるもの‥･梅干､醤油､たまり､醤油もろみ､味噌(赤)､浜納豆､ごほう､蓮根､黒胡麻､実そば ミネラルバランスを整えるもの‥･黒胡麻､山芋､昆布､ひじき､わかめ､のり､青のり､あおさ､あらめ､もずく､ふのり､自然塩(焼塩) 　　■食べてはいけないもの １.体を冷やすもの ２.腎臓･膀胱(泌尿器)に負担をかけるもの 泌尿器に負担をかけるもの‥･にぼし､じゃこ､干えび等魚介類の干物｡香辛料(特に刺激の強いもの) 身体を冷やし組織を弛緩させるもの‥･乗物､砂糖､酢､清涼飲料 血液循環を妨げるもの‥･動物性食品(特に､肉､牛乳､乳製品)､砂糖、 油脂(特にバター､マーガリン､ラード､ヘット､サラダ油､ショートニング) ミネラル不足を招くもの‥･精製糖‥･白砂糖､ざらめ､氷砂糖､乳糖､ブドウ糖､果糖､オリゴ糖､還元糖)

●アルカロイド・・・血液を浄化し、肝臓・泌尿器機能を亢進する。 　　　　●コイクセノライド・・・解毒作用により、水分代謝を促進する。 　　　　●シトルリン・・・利尿作用により、体内の水分代謝を促進する。 　　　　●サポニン・・・腎臓・膀胱の機能を高め、水分代謝を促進する 頻尿対策本

病気原因別　健康マニュアル
E-mail　sizen@syokuyo.com
Copyright (C) 2015 Sizen Net All Right Reserved．