●貧血●

●症状 症状：なんらかの原因で､血液中の赤血球やヘモグロビンの量が正常値より低くなった状態を呼ぶ｡血液中の酸素の供給不足が続くと、臓器や筋肉が障害を受ける。 １．鉄欠乏性貧血：貧血の中で最も多く､鉄不足となり､何となく疲れやすい､気分が優れないなどの症状がでる｡進行すると、頭が痛い､診悸や息切れがする。 対策：予防では､鉄分の多い食品を良く摂り､栄養バランスに気をつける｡鉄製の鍋やフランパンで料理するのも有効。 ２．鉄芽球性貧血：倦急啓や息切れ､食欲不振などの症状が現われ､皮膚が青白くなる。 対策：続発性では､ビタミンB6と葉酸の投与が有効。 ３．巨赤芽球性：ビタミンＢ１２､葉酸などのビタミン不足でおこり､全身倦怠､息切れ､めまいがおこり､脚部がしびれたりする。運動が不自由になる場合もある。 対策：ビタミン12不足の時は､鉄や葉酸を含む食品を常日ごろから摂るようにする。 ４．再生不良性貧血：幹細胞に障害が起こり､赤血球や白血球､血小板の産生が減り､体がだるい､頭が重い､立ちくらみや眩暈がする。顔色が悪く､息切れ､診悸がする。 対策：予防ではビタミン類や鉄分などが入った食品を摂る。再生不良性貧血の治療が難しいので､血液専門の医師の治療を受ける。 超おすすめ商品医療用医薬品、医療用漢方薬！

・鉄芽球性貧血は急性白血病に進展することも。巨赤芽理性貧血では血液障害や神経障害､消化器障害に発展する｡再生不良性貧血 では､免疫が低下し､感染症に罹り易くなり､肺炎や敗血症になることもある。

■食べるべきもの １．造血機能を高めるもの ２．小腸･肝臓･牌臓の機能を高めるもの ３．消化器を陽性化するもの ４．良質穀物を主に(50％以上)摂る クコの実､蓮根(特に節)、キクラゲ､よもぎ､黒胡麻､大根葉､人参葉､ニラ､ほうれん草､葛､春菊､ひじき､わかめ､のり､青のり､あおさ 味噌､醤油‥･増血促進作用 発芽玄米､ふのり､ニラ､玉ねぎ､人参､葛､赤味噌､醤油､浜納豆､実そば‥･小腸機能向上作用 葛､ハトムギ､ふのり､胡麻､タンポポ､ニラ､大根葉､もやし､よもぎ､里芋､人参葉､かぼちゃ､干椎茸､なつめの実､プルーン‥･肝臓機能高進 山芋､ハトムギ､かばちゃの種､人参､キクラゲ､粟､大豆､納豆､ネギ根､かぼちや､玉ねぎ､そば､春菊､セリ､トウガン､白菜…牌臓機能高進 赤味噌､醤油､梅干､たくあん(寒干)､梅醤番茶…陽性化促進 　　■食べてはいけないもの １．代謝を低下させるもの ２．身体を冷やすもの ３．肝臓･牌臓･小腸に負担をかけるもの 精製糖…白砂糖､ざら目､氷砂糖､乳糖､ﾌﾞﾄﾞｳ糖､果糖､オリゴ糖､還元糖 果物‥･バナナ､マンゴー､パイナップル､メロン､パパイヤ､ﾌﾞﾄﾞｳ､ナシ､イチヂク､オレンジ､カギ､ビワ､モモ 清涼飲料…ジュース､コーラ､炭酸飲料､ドリンク剤､酵素飲料(砂糖入) 香辛料…唐辛子､洋辛子､コショウ､サンショウ 肉､牛乳 酢(合成酢酸) アルコール飲料

●鉄分・・・赤血球の構成成分、増血作用に関与。 　　　　●鉄クロロフィル・・・増血･血液浄化作用。 　　　　●テルペン・・・血液浄化､血流改善作用。 　　　　●ビタミンＡ・・・副腎強化､血液浄化作用。

■料理レシピ：蓮根スープ ●増血促進する蓮根･昧増や､小腸牌および認識機能を促進する玉ねぎ､人参､かぼちゃを中心にした洋風スープで香りづけや哀感にセロリやパセリを少量好みでつかう。 材料（４人分）：蓮根…80g､人参…40呂､玉ねぎ…150g､かばちゃ(ﾜﾀを除いてレ50g､ねぎ根…2本分､玄米クリーム…1カップ､昆布と干し椎茸の混合だし汁…3カップ 塩…適宣､なたね油…小さ□､麦味噌‥小さじ1､3ミリ角刻みセロリ…大さじ2､刻みパセリ･小さ□､ローリエ1～2枚(大きさによる) つくり方：蓮根は､3ミリ角､人参5ミリ角､玉ねぎはみじん切り､かばちゃは8ミリ角にし､油で玉ねぎとねぎ根をよく炒めてから人参､蓮根の順。 かばちゃは炒めず塩少々をまぶしておく。　だし汁とローリ工を加えて野菜が柔らかくなるまで煮て､玄米クリームを加え､かぼちゃを入れて必要なら塩で調整する｡火をとめてセロリを加え､器にもりつけたパセリを散らす。 ●メニュー例 ・朝食：ハトムギ入り発芽玄米ご飯､ひじき蓮根､味噌汁（昆布と干し椎茸のだし汁､玉ねぎ､わかめ) ・昼食：玄米焼きむすび(豆味噌ダレ､蓮根スープ、干しなつめの実入り人参プリン ・夕食：玄米ご飯､蓮根ボール入り野菜炒め(根菜､黒ｷｸﾗｹﾞ、もやし､ニラ､長ねぎ)､かぼちやの茶巾絞り(ｸｺの実) 貧血対策本

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