●疲れ目●

●症状 症状：目を使う作業による目の疲れが強く､休息してもなかなか回復しない症状をいう。目の奥の痛み､かすみ目､充血､視力の低下と いった目の症状のほかに､頭痛､肩こり､吐き気などの全身症状も加わる。 ・目の疾患によるもの：屈折異常(遠視､乱視､近視)、眼鏡の不適切な矯正､眼位および眼筋異常(内斜視､外斜視)､緑内障などに起因するもの ・目以外の疾患によるもの：脳腫瘍､低血圧や貧血などの循環器疾患､胃下垂､肝障害などの消化器疾患､妊娠､生理異常､更年期障害などの婦人科系疾患や むち打ち症などに起因するもの ・生活環境や心理的要因によるもの：コンピュータ作業によって起こるＶＤＴ(ｖｉｓしJal Display Terminals)症候群や､シックハウス症候群､精神的ストレス､ノイローゼなど に起因するもの 　　■対策 適切な眼鏡による矯正と食生活の改善が必要｡生活環境によるものについては､電磁波や化学物質対策が必要となる。

・眼精疲労を起こす基礎疾患の中に緑内障などの重症な病気があれば､失明する危険性もある。

■食べるべきもの １.肝臓機能を亢進させるもの ２.体内の老廃物を排出し､代謝を高めるもの ３.赤血球を陽性化するもの ４.眼球組織の細胞と神経の機能を高めるもの 葛､皮つきハトムギ､胡麻､ふのり､ニラ､タンポポ､よもぎ､もやし､大根葉､味噌…肝機能高進 若葉､人参葉､よもぎ､黒胡麻､ごほう､タンポポ､若､ねぎ､ニラ､わけぎ､玉ねぎ､らっきょう､赤味噌､醤油､梅醤番茶､梅醤タンポポ茶…代謝高進 黒焼玄米､黒米､赤米､そば､ひえ､きび､黒胡麻､ひじき､あらめ､赤味噌､醤油､たまり､梅干…赤血球陽性化 ほうれん草､菊花(黄)、ブロッコリ一､ブロッコリ－の種､かぼちゃの種､人参､人参葉､ドライブルーベリ－､胡麻…眼球組織機能高進 　　■食べてはいけないもの １.老廃物を増加させるもの ２.肝臓に負担をかけるもの ３.血液循環を悪くするもの ４.陰性な赤血球を造るもの タンパク背高含有食品…肉､魚介､牛乳､卵､豆乳 油脂類…バター､マーガリン､ラード､ヘット､ヤシ油､ピーナッツ油､大豆油､紅花油､揚げ菓子など 魚介干物…じゃこ､煮干し､干しエビ､干しイカ､干しタコ､干し貝､干魚など 精製糖類…白砂糖､ザラメ､氷砂糖､ブドウ糖､果糖､乳糖､オリゴ糖､還元糖など 清涼飲料水…ジュース､コーラ､スポーツ飲料､ドリンク剤など 陰性果物…ぶどう､梨､柿､キウイ､メロン､輸入果物など

●アントシアニン・・・抗酸化性が高く、眼精疲労を即効で解消。 　　　　●シリマリン・・・解毒作用により肝臓機能を促進し､代謝を活性化する。 　　　　●ビタミンＥ・・・血液循環を促進し、老廃物を排除する。 　　　　●ムメフラール・・・血流改善効果により眼精疲労を解消する

■料理レシピ：人参ゼリー ●視力が弱まったり､目が疲れた場合､効果のある有機栽培の人参ジュース｡陰性体質の人は､塩ひとつまみを加え､ほんのり温めて飲んだり､料理やﾃﾞｻﾞｰﾄに用いるとよい。 材料（４人分）：人参150g､りんごジュース1と1/2カップ､棒寒天2/3本､葛粉大さじ2/3､塩少々､レモン汁小さじ2/3､好みでドライブルーベリー大さじ2 (加える場合はヒタビタの水に浸け､戻してから使う｡りんごジュースを1/2カップ分減らす代わりに､戻し汁を1/3カップ加える) つくり方：①人参はすりおろし､塩少々をまぶして蒸し煮する。②棒寒天は洗って､水に浸けて戻しておく。 ③りんごジュース(ブルーベリ－を使う場合は、戻し汁も加える)､葛粉､レモン汁を小鍋に入れる。 上記に水気を軽く搾った寒天を細かく刻んで入れ､蓋をして30分程置く。 　 上記を弱火にかけ、静かに混ぜながら煮溶かし､葛が透明になったら①と塩ひとつまみを加え､数分で火を止める。 　 水で濡らした湯呑み(底がドーム型の方が取り出しやすい)に流し込み､租熱がとれたら体調と気温によっては冷蔵庫で冷やす。 　 器に逆さに返して盛り付ける｡ミントの葉で飾るときれい。 疲れ目対策本

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