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サイン12星座

サイン(sign)とは、西洋占星術などのホロスコープを用いる占星術において、春分点を起点として黄道を12等分した領域を指します。 1年の12ヶ月、イエス・キリスト十二使徒、イスラエルの十二部族、仏教の十二支因縁など 12という数は人類と深い縁。数秘学では「世界を表す数」と呼ばれている。
地球の周囲をぐるっと包んでいる12種類のオーラのことを示すものであるとの説などさまざまな説がある。

■占星術:シンボルマークの意味
十二星座は、ひとつひとつが人間の性質と意識の有り様を象徴するマークが与えられています。
今の形になったのは約3000年くらい前といわれています。
十二星座の始まりは、天の赤道と黄道が交わる春分点のところから始まります。太陽は春分の日にその春分点を通過します。 そこから30度ずつ区切った空間のことを「サイン」と言います。 ですから西洋占星術の「黄道十二宮星座」はこの「サイン=SIGN」のことです。

■12のアストロロジカル・サイン

白羊宮(はくようきゅう)  牡羊座 火の性質(胆汁質)守護星は火星
シンボルは、人間の体の下から上の方へむかう炎のようなエネルギー。また、両手を前にかき出して前に進む格好も表しています。火はどんどん上に向います。自己の内的エネルギーを燃焼させ、人生を開拓していくと共に、他を啓蒙する事を象徴しています。

金牛宮(きんぎゅうきゅう) 牡牛座 地の性質(粘液質)守護星は金星
シンボルは、牡牛の頭を描いたものです。そして、バッグのように、しっかりと所有物を保持している様子をも表しています。意味は、しっかり大地に意識を向け自分の肉体感覚を確かめ、大地に根ざした現実的な感覚と、所有意識を象徴します。

双児宮(そうじきゅう)   双子座 風の性質(多血質)守護星は水星
シンボルは、二つの同じような性質の間でエネルギーが交流している様子です。名前の通りに双子を表します。これは、似たもの同士での簡単なコミュニケーションや物のやりとりを表します。人間の活動の軽快な部分を象徴します。

巨蟹宮(きょかいきゅう) 蟹座 水の性質(憂鬱質)守護星は月
シンボルは、子供を育む女性の乳房と二つの大きなスプーンを表します。また、丸い部分は小さな池などをイメージさせます。これは、育った家庭や故郷など人生の存在の基盤になる意識と、地球的で母性的な感覚を象徴します。

獅子宮(ししきゅう) 獅子座 火の性質(胆汁質)守護星は太陽
シンボルは、丸く見えるところが心臓で、そこから現れ流れ出る心的エネルギーとライオンのたてがみを象徴したもの。火の星座の二番目で、牡羊座でこの世に顕現した火のエネルギーは次に純粋な創造エネルギーへと転換します。創造的自我と自己表現意欲が最も強くなります。

処女宮(しょじょきゅう)  乙女座 地の性質(粘液質)守護星は水星
きれいに耕してあるが、いまだに種が蒔かれていない畑の状態を表しています。いろいろな意味での純潔・純粋さ、清潔さを表しています。ギリシャ神話の女神デーメテールと関係があります。地の星座の二番目であり、自分の所有した世界を点検・整備する意味もあります。

・最初の牡羊座から数えて六つ目までの星座の乙女座までは、個人的な事柄に関係します。これからの七番目の天秤座から十二番目の魚座までは非個人的で社会的な意味を持ちます。
天秤宮(てんびんきゅう)  天秤座 風の性質(多血質)守護星は金星
シンボルは、上の丸い部分が太陽で、いま夕日となって西の地平線に半分沈む様子です。また、はかりの天秤をシンボル化したものです。物事の調和を図り、半分エゴを他者に明け渡した状況を表します。風の星座の二番目であり、子供のような単純なコミュニケーションから愛のやりとりに進化します。

天蝎宮(てんかつきゅう)   蠍座 水の性質(憂鬱質)守護星は冥王星
シンボルは、天秤座で一緒になった人との深くて絶対的な関係を表すものです。この蠍座は「エゴの死と再生」を意味するといわれていますが、天秤座は結婚であり、蠍座はセックスと出産などと関係が深いのです。牡羊座からの意識の成長はここでハッキリ他者と同調しながら成長することを求めます。

人馬宮(じんばきゅう)   射手座 火の性質(胆汁質)守護星は木星
シンボルは、弓を遠方に投ずる姿です。ギリシャ神話の半人半馬の「ケイロン」があてがわれ、意識を大きく拡大し多角的な視野を確立することを意味します。馬の部分は野性的な面や獣性をあらわします。陽気で開放的、旅行好きで哲学的です。

磨羯宮(まかつきゅう)   山羊座 地の性質(粘液質)守護星は土星
シンボルは、オスの山羊の角を表しています。これは第10番目の星座で、牡羊座から発達してきた意識は、「結晶化」のピークを迎えます。基本的には保守的で上昇志向が強く、何かを具体的に表現していく意欲と能力が最高潮を迎えます。精神世界を上りつめる要素も強いです。

宝瓶宮(ほうへいきゅう)  水瓶座 風の性質(多血質)守護星は天王星
シンボルは、二つの波を表しています。上は、見えない世界の形而上的な世界の波、下は現実的な物質世界の波です。両方の波はシンクロしながらエネルギーを交換し合っています。魂と肉体の統合を意味します。水瓶座が「最も人間性豊かな星座」と言うのはこの統合感覚から来ています。この星座では意識はもはや個人的な自己表現の欲望から離れ、平等と友愛の精神に重きを置きます。

双魚宮(そうぎょきゅう)  魚座  水の性質(憂鬱質)守護星は海王星
シンボルは、水平線上にある2匹の魚を表します。上の空気の部分が見える世界で、下の水面が潜在意識や霊界、天使の世界などを表します。肉体的な世俗的欲求を犠牲にして霊的な世界に帰ろうとする意識を象徴します。反対に物質的な欲求や官能的な世界をも表します。一般にこの星座は芸術性や霊感を与えます。

●我々の意識は12星座を旅しながら次のものを体験し、確立していきます。そして地、水、火、風の4元素を調和統合します。最初からは順番に「自己意識の目覚め→皮膚感覚の発達→日常的知識の伝達→感情の確認→表現と創造意欲の発達→5つの星座を点検→他者への愛情の自覚→他者との深い一体感→哲学と広い視野の確立→現世の願望を具象化する→人間性と平等精神の確立→学びを終え、神や霊界へ回帰する」という流れです。



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